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STAFF BLOG

2016/04/16

庭園を染める赤いつつじ

こんにちは!!

桜の時期もあっという間にすぎ
若葉が青々と美しくなって参りましたが
皆様、いかがおすごしでしょうか(*'▽')?

京都と言えば桜と紅葉をご想像される方が多いと存じますが
実は市内各地でそれぞれの季節によって様々な草木花を
お楽しみ頂けます!
有名なものですと松尾大社を黄色に染める山吹や
三室戸寺の紫陽花に梨木神社のは萩などバラエティに富んでおります。

今回は本日4/16から特別公開が始まる
「正伝 永源院のつつじ」をご紹介させていただきます(*^^*)

正伝 永源院は臨済宗大本山である建仁寺の塔頭であり
京都祇園花見小路を南に下った突き当りにある建仁寺より
少々北上した場所に位置します。
その歴史は古く元々は「正伝院」と「永源庵」それぞれが独立したお寺であり
かつては武家 細川氏と深く縁がある寺院でした。

京都での戦乱以来、荒廃した寺院は
江戸時代に織田信長の弟である織田有楽斎により再興されました。
再興されたおりに有楽斎により隠居所や茶室が造営されましたが
こちらはそれぞれ売却や払い下げになり現在、全てを拝観することは
叶いませんが、有楽斎が隠居してその生涯を閉じるまで
茶道三昧を楽しんだ寺内で復元された国宝の茶室「如庵」、
加えてこの季節限定で観賞できる鮮やかな赤色の花がさくつつじがある
池泉観賞式庭園をお楽しみいただけます。
さらにこちらには狩野山楽により描かれた襖や・掛け軸、
菩提寺ならではである有楽斎の彫刻像など多くの寺宝も
所蔵しておりお庭と合わせてじっくりご覧いただけます。

賑わう祇園の四条通りから少々寄り道をして
有楽斎が愛した「禅と和の心」に触れてみては
いかがでしょうか?


<正伝永源院 特別公開>
(日時)4月16日(土)~5月5日(祝)
(拝観時間)午前10時~午後4時半 受付終了
(拝観料)大人500円 小人300円
(アクセス)
京都駅より市バス100・206系統 「東山安井」下車 西に200m

庭園を染める赤いつつじ